Manamiカウンセリングルームは、あなたのこころの声に寄り添う相談室です。

みなさんこんにちは。

元看護師・心理カウンセラーのManamiです。

 

6月も中旬に入りましたね。
そろそろ関東も梅雨入りになる頃でしょうか。

さて今日は、今を必死に頑張る新人看護師さんに焦点を当てて、
記事を書いていきたいと思います。

 

思えば、私が体調を崩したのも、6月の初め頃でした。

この時期といえば、全体研修が終わり、
病棟新人看護師さんたちは徐々に受け持ちをスタートする頃でしょう。

 

ただでさえ毎日の通勤に疲れが出始めていると言うのに、
仕事内容もどんどん複雑化し、技術の獲得に向けて練習も行なっていく。

多重課題に押しつぶされそうになりながらも、
目の前の一つ一つのことをやるだけで精一杯。

 

そんな状況ではないですか?

 

今、とっても頑張っていますね。
あなたは素晴らしいです。

 

夜は眠れていますか?
朝起きて職場に行くだけでも疲労困憊でしょうか?

あなたのように頑張る新人さんのおかげで、
日本の看護師界はきっと将来安泰ですね。

 

でも、本当はとても大変で、毎日不安で、
泣き出したい時もあるでしょう。

 

悲しむ看護師

 

辛いですよね。

あなたの気持ちは本当によくわかります。

 

なぜなら私も過去、そうだったからです。

 

医療の現場というのは本当に特殊だと思っています。

特に病院は、社会の中に混じって、なくてはならない存在として
社会貢献を行なっています。

しかし、あれほど閉塞感のある職場は、
なかなか無いように思います。

 

ある会社を例に出しましょう。

この会社は、モノを売ることが仕事の、いわゆる小売業だとしましょう。

モノを仕入れるために、そのモノを作っている会社や工場など、
つまり他業種との関わりがあります。

そこから商品となるものを仕入れるために、
その会社は商談を行いますよね。

もちろん、仕入れだけでなく、
販売も行います。

そのための場所は? 手段は?
お客様に届けるために、どんな工夫を行えば買ってもらえるか?

など、とにかく、他の業種の会社などと
関わりを持たなくてはならないのです。

 

さて、病院はどうでしょうか?

もちろん、医薬品の仕入れや、医療機器の購入などで、
病院以外との取引ももちろん必要です。

 

でも、私が言いたいのは、
果たして病院は本当に外の世界と積極的に交流を持っているか?
ということなのです。

看護師は看護師とのつながり、医師は医師とのつながり。

学会や研修などで横のつながりはできるでしょう。

 

しかし、他業種と関わる機会はあるでしょうか?

 

看護の世界は、よく遅れているなどと耳にします。

それは医療的に遅れているということではありません。

ある一つの職場として、その職場の雰囲気作りや、
後輩への指導の仕方、先輩との関わり方が、
今の社会世間一般と合っているか?と言うことです。

 

企業は社会からの評価を気にします。

それは、対お客様であっても、対会社であっても、
そうした評価が元にあり、彼らと関わりがなくては仕事にならないからです。

 

しかし病院は?

看護師がナースステーションの中でどんないざこざがあるか?

そんなことは患者には関係ない。

どんなに職場環境が悪くても、
怪我や病気を治してくれる人がいるなら、特にそこがクリニックではなく病院なら、
患者はそこへ行くでしょう。

 

だからこそ、改善しようとする人がいなければ、
そこは無法地帯になってしまいます。

 

なぜここまで言うかというと、
私の元職場がそうだったからです。

 

今時、ひとたびパワハラを行えば、
あっという間に問題になるでしょう。

看護師の世界は、パワハラもまだまだたくさんあります。

 

指導する上で、そのきつい言い方は本当に必要なのか?

私は今でも疑問に思っています。

 

だからこそ、あなたのような新人看護師さんは、
その状況に耐えかねて心を壊してしまうかもしれない。

あの怖い先輩看護師にだって、新人時代はあったのに、
もう忘れてしまったんですね。きっと。

 

職場に慣れるので精一杯の今の時期。

あなたを責めるような同僚がいるかもしれません。
もしかしたらそれは師長かもしれません。

 

本当に、よくここまで頑張ってきましたね。

あなたが学んだすべてのことは無駄にはならない。

 

だからこそ、もしあなたが辛いと思っているなら、

私はあなたの心が壊れる前に、
あなたを助けたいと本気で思っています。

 

それはもちろん私でなくてもよいです。

どうか、どこかでSOSが出せますように。

 

自分を守れるように、自分を大切にするために、
自分を犠牲にするような働き方だけは、避けてくださいね。

どうしたらいいかわからないのなら、
私と一緒に方法を考えましょう。

どんな些細なことでも良いです。

 

困ったら、私にSOSを出してくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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