Manamiカウンセリングルームは、あなたのこころの声に寄り添う相談室です。

みなさんこんにちは。
元看護師・心理カウンセラーのManamiです。

 

今回は、「文句を言う」ということについて少し掘り下げて
記事を書いていこうと思います。

 

文句を言う女性たちの人形

 

さて、みなさんは、何か自分にとって不都合なことがあったとき、
不満を感じるとき、文句を言うことはありますか?

私は、結構口に出してしまうタイプです。

ただし、それが対人である場合は、
本人にそれを伝えることは、なかなか難しいですよね。(滅多なことがあれば言うかも)

 

相手がいるということは、状況がどうであれ、
自分の言葉によって相手が影響される可能性がありますよね。

もっと噛み砕けば、相手を怒らせたり、悲しませたり、
相手の感情を動かすことにつながるということです。

 

今回のテーマは「文句を言う」。

相手に不平不満を伝えることは、とても勇気がいること。
相手を不快にさせるリスクがあります。

 

文句を言ってはいけない。
愚痴を言ってはいけない。

 

でも、それを自分の中に押し留めると、
一体どうなるでしょうか?

 

相手との関係性は今と変わらないかもしれません。
波風は立たず、自分が我慢するだけで、これまでと同じ環境でいられる。

 

ただそれって、ちょっとつらいですよね。

 

自分が我慢さえすれば、丸くおさまる…

のかもしれません。

 

あなたが我慢することで、あなたに負担がかかっていますよね。

 

至極当然のことを言っていますが、
あなたはそれに、本当に気がついていますか?

 

思うこと全てを吐き出せと言う意味ではありませんが、
不平不満をこぼすことは、実はメンタルに良いと私は考えています。

 

経験談も踏まえてお話すると、
コロナ禍で自粛を余儀なくされたものの一つに、
飲み会がありますよね。

私も親しい友人や先輩後輩と楽しく飲むお酒は大好きです。

しかし、これができなくなったこともあるのか、
世界中でメンタル疾患が増加しました。

 

もちろん、飲み会が全てだと言うつもりは毛頭ありません。

しかし、飲み会の席で話す内容といえば、
職場の愚痴や不平不満が多く上がりませんか?
(異論は認めます)

 

私はここで、自分の不満や苦労話をすることで
相手から共感が得られたり、話すことによって自分の中で話が整理されたりして、

気持ちがスッキリすることが多くあります。

 

相手に自分の感情を理解してもらい、
共感するような発言をされると、
「自分がおかしいわけじゃなかった」と感じるからです。

そうやって言ってくれる人が、
自分の味方についているような気持ちになるのです。

 

もちろん文句ばっかり言うのはよくありません。

なぜならネガティブなアウトプットを繰り返すと、
その記憶が自分の中で定着してしまうのだそうです。

 

 

私が言いたいのは、
文句を言ってはいけないと自分の中に押し込めてしまうくらいなら、

どこかでこぼすことぐらい、
許しても良いんじゃないかと思うのです。

 

あなたのストレスが溜まっているコップがあったとしたら。

その小さな文句や愚痴を我慢することで、
その水位が少しずつ上がっていって、
最後は溢れてしまう。

 

溢れるとどうなるか?

私が恐れる、メンタル疾患へと繋がってしまう。

 

そうはならなくとも、
あなたのストレスのコップは、どんどん水位をあげていきます。

どこかで文句を、愚痴を、
少しずつこぼしていくことで、
その水位を保つ、あるいは下げていくことができる。

 

私はそう考えています。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Follow me!

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP